関係機関や関係人物らの体裁を守るため、
無かったことにされつつあるフロンティア事変。

当事者の一人であるジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクス（ウェル博士）は、
司法の場において裁かれるのではなく、
完全聖遺物「ネフィリムの一部」として、
人間ではなく異端技術に関連する危険物として深淵の竜宮に封印されていたのだった。

ネフィリムの力を宿した、繋ぐ左腕の力は健在であり、
聖遺物を食らい、同化することで制御する機能もまた、健在である。

その力は非常に厄介な反面、
聖遺物に由来しない力にはまったく効果を発揮しないため、
ウェル博士を封印していた独房は、
一般的な囚人のそれとほぼ同じつくりとなっている。

・ウェル博士（人物紹介）
・ネフィリム