第1期
*1
海を臨む高台に建てられた私立の音楽学校。
その高等科のみが独立した敷地を指している。
劇中年で設立10周年を迎える。
基本、小中高一貫教育を掲げているが、
中等科、高等科への切り替え時に外部の生徒を編入させることもある。
女子校であり、遠方よりの越境入学者のために学生寮も備わっている。
学生寮は、高台を降りて少し歩いた距離のところにあり、
響や未来をはじめ、たくさんの生徒がそこから通っている。
生徒数は、約1200名。(高等科のみ)
通常は、高等学校としてのカリキュラムの中に、
音楽科を設けるものであるが、
リディアン音楽院は、まず各種音楽教科を中心に据え置き、
そこに一般教科を組み込むという独自のスタイルとなっている。
それだけ、音楽に力を入れた特別な学校ともいえる。
総合音楽教育以外に、
タレントコースが特設されているのもひとつ特徴で、
現在、3回生にトップアーティストの風鳴 翼が在籍していることでも有名である。
(彼女に憧れて入学・編入する生徒があとを絶たないとも伝えられる)
また、政財界から寄付金を募ることで、
私立学校でありながら学費が非常に安く抑えているのも特徴となっており、
多くの学生に対して広く門戸を開いている要因となっている。
第2期
*2
響たちのかつての学び舎は、
カ・ディンギルの起動に伴って破壊されてしまったのだが、
その後、政府が廃校となっていた学校施設を買い取る事によって新生することとなった。
生徒数は、春の新学期時と比較して6割程度にまで減少したものの、
混乱は徐々に治まっており、新生活の活気すら漂わせはじめている。
近くに開催を控えている学祭「秋桜祭」は、、
共同作業による連帯感や、共通の想い出を作り上げる事で、
生徒たちが懐く新生活の戸惑いや不安を解消することを目的に企画されている。
以前の私立リディアン音楽院には、
シンフォギア装者の選出、
ならびに音楽と生体から得られる様々な実験データの計測といった、
人道的に褒められたものでない暗い側面を有していたが、
それらの機能は現在、一時的に凍結。二課の意向により廃止の方向に進んでいる。
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